過払い金を取り戻すためには、まず業者に「○円の過払いが発生しているので返してほしい」という交渉を行う必要があります。この交渉は、弁護士や司法書士といった専門家に依頼せず、ご自身で行っていただくことももちろん可能です。
ただ、業者によっては、個人の方との交渉にはなかなか協力的に応じない…というケースもあります。そのような場合は、裁判を起こして、業者に過払い金の返還を求めるという手段もありますが、裁判をご自身で行うのはなかなか手間と時間がかかります。
裁判を起こすまでの準備
ご自身で裁判を起こす場合、まずは業者から取引明細を取り寄せて、利息制限法の制限利率(年利15〜20%)で引き直し計算をして、過払いの額を確定させる必要があります。
そして、訴状という書類を作って、どのような判決を求めるのか、また業者との取引がどのようなものであったのか、などの事項を記載し、証拠も用意しなくてはいけません。
裁判を起こしてからの手続き
出来上がった訴状を裁判所に提出したら、いよいよ裁判が始まることとなります。裁判には、口頭弁論と呼ばれる手続きがあり、それに出席しなくてはいけません。この口頭弁論とは、原告、被告がお互いの主張を言い合う手続きとなりますが、1回の弁論で終わるケースはほとんどありません。
裁判が行われるのは平日の日中ですので、お仕事をされている方は何回かお仕事を休む必要があるでしょう。
また、裁判を進めていくうえでは、法律的な知識が必要となりますので、業者が主張していることに対してきちんと対応できるよう、法律や判例の勉強が必要となります。
弁護士に依頼した場合は?
この点、弁護士に過払い金返還請求手続きを依頼した場合は、取引明細の取り寄せから和解交渉、裁判まですべて代理人となって行いますので、時間と手間を大幅に省くことができます。
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